スプラトゥーン3 ロングブラスターをオススメする話
ロングブラスターめちゃくちゃ強いからオススメ。
基本性能
・メインウェポン
ダメージ 直撃125 爆風 〜70
火力と射程がウリ。一発の火力は高いが、射撃前後の硬直が長く単純なファイアレートでは全武器種の中でも最下層。そのため塗り性能も低い。典型的なやられる前にやるタイプのキル特化型武器。
・サブウェポン
キューバンボム インク消費70%
直撃爆風で180、遠爆風で30のダメージが出る。
爆発まで時間がかかる性質上、設置場所に長めに圧をかけられることから高台の長射程への妨害等に適している。敵の背後などの意識外の場所に投げておくことで事故の誘発も狙える。金網の裏側など視認しづらい場所にうまく投げたりするとヒットさせやすい。
また塗り性能も比較的高いことから、エリアの奥側に投げて手前をメインで塗ることで、瞬間的に広範囲を塗るような動きもできる。
塗り、キル、妨害、どれを取っても有効に使える汎用性の高いサブウェポン。
メインを使わずに牽制をしたい時に有用。
ただしインク消費が多い上にインクロックもあり、元々メインもインクロックが発生するためメインと連続して使うとすぐにインク切れを起こす。
メイン射程が届かない場所に圧をかけたい時や様子見をしたい時など、明確な使う根拠がある時にのみ使うようにしたい。
・スペシャルウェポン
ホップソナー 威力45
ウェーブを発生させる装置を投げ、接触した相手にダメージに加えて長めのマーキング効果を与える。
45ダメージという高火力が非常にロングブラスターと相性が良く、爆風ダメージと合わせればキルできる。要するに、ソナーがヒットしてマーキングが当たった敵に爆風を当てればそれでキルが取れてしまう。あるいは逆に爆風を当てて敵の足を奪ったところにソナーが当たっても良い。
非常に強力な攻撃だが、ウェーブは低速かつ判定もさほど大きくないため容易にジャンプで避けることができる。そのため有効に使うためには工夫が必要。
ホップソナーの使い方
①敵がウェーブを避ける余裕がない時に使う。
②ウェーブ発生源が分かりづらい所に設置する。
③遮蔽物として使う。
先の通りウェーブは簡単に回避ができるが、撃ち合いの最中に動きながらさらにウェーブを回避させるよう敵を動かすことができれば、有利に戦闘が進められる。当たれば追撃がしやすく、当たらなくても回避を強制させるため隙が生まれやすい。
また、ウェーブの発生源が分かりにくい壁の裏や高台の足元など、ウェーブ自体を視認しづらくさせるのも回避を難しくさせるために有効。単純にホップソナー本体を破壊しづらくさせるためにも置き場所は大事。
ウェーブ発生の高低差については、高所側には伸びづらく、低所側には伸びやすくなっている。そのため、主戦場と同じ高さかそれよりやや高い位置に投げ込むよう心掛けると良い。
加えて、装置自体に当たり判定があるため、遮蔽物として使うこともできる。爆風攻撃で遮蔽物を挟んだ撃ち合いを有利に進められるブラスターとは相性が良い。
あまり主流の使い方ではないが、打開時に2キル3キル取って無理にでも突破口を開きたい時などに1つの選択肢として。
いずれのスペシャルでも言えることだが、使用時にインクを全回復する効果もあるため、前線を張っている時にインク回復も兼ねて使用できると良い。装置を投げるだけで使用時の隙は完結するので、ロスがほとんど無いのも強み。
インク消費の多いロングブラスターにとってこの恩恵の大きさは無視できない。
立ち回り
ロングブラスターの強み
①爆風により広い範囲をカバーできる攻撃性能。
②直撃確1、爆風確2の高火力。
③敵陣へ安全圏から攻撃できる射程。
爆風を利用した範囲の広い攻撃を使いこなし、射程と合わせて敵を封殺する立ち回りが得意な武器。
自分は遮蔽物に身を隠しながら敵の弾を防ぎ、一方遮蔽物に隠れる敵には爆風で安全な位置から攻撃が可能。
高台の敵に対しても同じく、射線が通らない上にこちらから普通は手が出せない位置の敵を攻撃することができる。
ロングブラスターは、射程と爆風での広範囲攻撃を生かした、「意識外からの攻撃」を得意とする。
それなりの射程を持ちながら、直撃すれば確1、確2の爆風にしても広い攻撃範囲を持つという高い攻撃性能を持つ。
高台や遮蔽物の裏側にいる敵に対しての攻撃は、爆風を一発食らってマズイと気がついた時にはもう遅かったというキルが取れる。
例え一発目で敵がこちらに気がついて動いたとしても、詰めて来るようならこちらも退いて射程を保ったまま爆風でキル、退いていくようなら追いかけて爆風でキルが取れる。
相手の動きをよく見て、あるいは予測して、落ち着いて追撃を決めたい。
射程の長い武器全般に言えることだが、基本は自身の射程を生かして敵の得意な間合いに入ってくる前に敵を倒すこと。
敵の方が射程が短い場合、敵の射程外でかつ自分の攻撃が当たる間合いをキープしながら撃ち合えば一方的に相手を倒せる。
敵との前後の距離を適切に管理しながら動くことが大事。
加えて爆風による攻撃は普通の武器種よりも上下左右の間合いの差を作ることができるため、自身は壁や遮蔽物を使って敵の射線を切り、逃げさせるまたはこちらを追いかけさせることで敵を動かして、爆風攻撃というアドバンテージを生かせる状況を作りながら立ち回ると攻撃を当てやすい。
壁を使い射線を切りながら爆風を当てる動きサンプル。
ヤガラ初動でリッター絶対許さない太郎 #スプラトゥーン3 #Splatoon3 #NintendoSwitch pic.twitter.com/5wGmB0TkRv
— せーら姫 (@sera18171) 2022年10月31日
射程と爆風による前後と上下左右の優位を押し付けて、地形を味方につけて自分の得意な間合いで戦うことが大事。
ロングブラスターの役割として大きいのは、敵陣側に進行している時、敵側のアドバンテージとなる高台からの防衛に対して、射程と爆風を用いて通常は不利な位置からの攻撃で敵を妨害またはキルすることができるということ。
ロングブラスターで押し込みの状況に入った時は、是が非でも積極的に敵高台を攻撃してキルを狙いたい。
特に、現環境(Ver1.2.1現在)では長射程武器が非常に強い環境であり、高台にいるそれらに対してメインで攻撃ができるということで環境メタとして重要な役割を持てる。
味方が動きやすいように積極的に安全圏にいる長射程を攻撃する役目をこなすべし。
弱点は、射程範囲の内側に詰めてくる敵に対してメインの爆風で戦えないこと。
ブラスターの特性上、射出された弾が炸裂する距離以内にいる敵に対しては攻撃手段が限られ、かなりプレイヤーの操作技術に依存する。
爆風は炸裂と距離の度合いによって火力が減衰するが、炸裂する前に床や壁に弾が当たると極端に威力が低下するため、間合いに入ってこられてしまってなお撃ち勝つためには直撃を当てて敵を倒す必要が出てくる。
塗りが弱いため足元を敵インクで塗られた時もかなり不利になるので、できれば接近戦は避けたい。
相手の高台を攻め込む前押しの立ち回りとのバランスが難しい。
直撃を狙って敵を近距離で倒したい場合はまず敵の弾を躱さなければならないので、イカロールや慣性キャンセルを駆使して敵のエイムをズラすことが大事。
コツとしては、近距離戦では敵の背後に回り込むと多くのプレイヤーは対応が難しくなるので、機動力を上げて背後に常に回り込むよう動き回ると躱しやすい。
近距離戦サンプル。
ロンブラ対面コツ 弾を避けながらしつこく敵の後ろに回り込む #スプラトゥーン3 #Splatoon3 #NintendoSwitch pic.twitter.com/vLFeU9GzR4
— せーら姫 (@sera18171) 2022年10月31日
また、メインは射撃後にインクロックが発生し、その間インクが回復しないので、意識して射撃を休ませてインク回復を挟みながら立ち回る必要がある。
適度に場所を変えたりイカロールなどで弾を避けながらインク管理も意識しよう。
イカロール中はインクに潜っているのと同じで高速回復するので回復と回避を同時にすることもできる。
サブウェポン使用時もインクロックが発生するため、併用するとあっという間にインクが無くなることには注意したい。
ギア
ギアについてはメインにカムバック、イカ速、ステルスジャンプを入れて、サブにお好みのギアを積むのが無難かと思う。
筆者のギア構成。
敵の動きに合わせて追撃をするために、イカ速は最も重要なギア。射程を適切に管理するために機動力は欠かせない。その点で速度減少効果が付いてしまうイカニンジャはあまり向かない。長い射撃モーションで姿を晒している時間も多く、隠密で運用することがそもそもあまり噛み合わない。
根本的にキル武器という性質上、撃ち合いでデスする数もそれなりにあり効果を得る機会が多いので、前線で活動する上でカムバックはお得なギア。
インク消費がネックであるロングブラスターにとって各種インク効率効果はいずれもありがたい。これによってインク管理ギアに割く分のギアのスペースを他に回せる。加えて移動速度のアップと、塗りの苦手なロングブラスターに嬉しいスペシャル増加量アップの効果も付くため、スペシャル減少量ダウンのギアと組み合わせるとホップソナー発動の助けになる。
ステルスジャンプは、前線に近い位置に安全にジャンプして復帰の速度を上げるために有効。
特に3のステージは縦に長い物が多く、リスポーン後にスーパージャンプを使うかどうかで前線の人数差に大きく影響する。
ガンガン前に出てキルを取る役割をする以上デス数はどうしてもかさむので、デスしたらすぐにマップを見ながら戦況を把握し、安全にジャンプできる位置でかつなるべく早く戦線復帰できる位置を見極めて飛ぼう。その関係で、スーパージャンプ時間短縮ギアをサブに積む恩恵を受ける機会は多い。
カムバックの効果時間をフル活用するためにもスーパージャンプでの戦線復帰は欠かせない。
相手インク影響軽減は、足元を取られた時にわざわざメインを使いたくない人はぜひ積みたいギア。塗りは基本的に味方任せで自分の動くスペースだけを確保しながら前に進みたいので、サブに最低1つ、できれば2つあるとかなり快適。
サブ性能アップは、サブに1つでもあると結構快適になる。
近距離戦が苦手なロングブラスターにとって、メインが届かない場所へ牽制できるボムを遠くから投げられるのは選択肢が広がるので便利。
アクション強化は、ジャンプ撃ち時のブレを軽減する。高台へジャンプ撃ちで直撃を狙うような動きをしたいなら積みたいところだが、爆風で倒す分にはさして影響は無いので切っても構わないと思う。
戦術
バリバリの攻撃特化の武器なので、前線で射程を押し付けてキルをガンガン取る動きが適している。
味方のサポートをしたいなら、ラピッドブラスタータイプの方が小回りが効くので向いている。ロングブラスターの火力を生かすなら自分で戦線をこじ開けていく動きの方が活躍しやすい。
塗りは味方に思い切って任せて、味方の行動の邪魔になる高台の長射程を徹底的に潰しながら、射程と爆風による有利を押し付けて攻撃性能を生かした前押しの立ち回りに振り切るのが武器の力を生かしやすい。